野沢温泉を知る
湯 ONSEN
日本で唯一、村の名前に「温泉」がついている野沢温泉村。冬の間は雪に覆われるこの地に湧き立つ温泉を発見したのは、聖武天皇(724~748年)の時代の僧・行基であるという説、また修行中の山伏が見つけたという説など諸説あります。いずれにしても、いにしえの時代から温泉地として知られてきた野沢温泉。その湯は、村民の生活と深く関わりながら、地域の共有財産として大切に守られてきました。
野沢菜 Nozawana
長野県の郷土食として定番中の定番といえば、「野沢菜漬け」。その野沢菜の発祥は、野沢温泉村だったことをご存知でしょうか?
それは、江戸時代中期の宝暦年間(1751~1763)のこと。健命寺の住職が京都から持ち帰った蕪の種から始まりました。
岡本太郎 Taro Okamoto
「太陽の塔」で知られる世界的な芸術家・岡本太郎氏は、野沢温泉村とゆかりが深く、初の名誉村民でもあります。野沢温泉村役場前の「野沢の乙女」像のほか、おぼろ月夜の館斑山文庫にある、「湯」、「遊」、「火祭り」の書などなど、村内では複数の岡本太郎の芸術作品と出会うことができます。また、「湯」の書は野沢温泉の観光宣伝のイメージロゴとして使われ、野沢温泉村の名所旧跡に設置された集印所をめぐる集印めぐりでは、10ヶ所以上集印すると岡本太郎「湯」タオルがもらえます。
さらに詳しく野沢温泉を知りたい方は野沢温泉観光協会オフィシャルサイトへ